2013年 07月 13日
樹皮採取になんとか行けました |
今年は遅れに遅れた樹皮採取。
例年6月中旬に行っていましたが、今年はその時期に気温が低く、樹皮採取に適した時期とは言えずこんなにずれ込む事に。
ただ、今度はもう樹皮採取もギリギリと言う時期ではあったので、既に採種時期を過ぎた樹も出始めていました。
本当に樹皮採取時期判断が難しいです。
黄色みの強い樹皮、茶色が買った樹皮など今年も表情豊かな樹皮を採種する事が出来ました。
昨日見ていた天気予報では麻から午前中雷を伴った雨という予報でしたが、森へ向うまでは曇り、到着後晴れという状況で樹皮採取へ。
ところが雨雲がかなり早く流れて来ては去っていくようで、森を移動しながら採種している間に3回程雨に当たりました。
湿度が高いと蚊やブユがもの凄い勢で群がって来るので大変だったー。
ただでさえ樹皮を樹から剥いだところに虫が群がり易い上に雨上がりって最悪です。
2回目に入った森で採種した樹皮。
すごく太い物は少なかったのだけれど、この森では途中に枯れ枝等が無く上から下までかなり長めに採取する事が出来る樹が多くて良かった。
3カ所目の森へ入った時にかなり強い雨い、この森の採取で今年の樹皮採取を終える事に。
帰り道この時期に目を楽しませてくれる花が綺麗だったので写真撮影。
そうしたら思いがけず背景に雨雲に浸食された青空が写り込みました。
この後本当にフロントガラスがワイパー作動させても良く見えない程の降りに、この時点で切り上げて良かった。
帰り道に森を写しましたが、道路沿いはやはりまだ細い樹が多い村。
太い樹を探して森の奥へ入るのですが、足元が不安定だったり倒木があちこちまたは重なってあったりして本当に常日頃の運動不足を通関する時期でもあります。苦笑
そう考えるとフィンランドで樹皮採取へ入らせてもらった森のなんと手入れされていて入り易い事か。
村は樹皮採取のみの場合は別段申請する事無く(仕事として樹皮を販売する様な人はいなくて皆個人利用です)採取する事が出来ます。
切り倒すのは駄目なんですけどね。
今回入った森も数年前に樹皮を剥いだ樹があって、剥いだ部分が黒くなっています。
村では切り倒す事は許可を取ったものにしか出来ないので、このように樹皮を剥いだ樹は、材木として切り出すまでまたは自然と倒木するまでそのまま成長を続けていきます。
去年参加したフィンランドでの白樺細工ワークショップで随分と違う物だなと思って事を思い出しました。
剥ぐのに許可がいるフィンランド、剥いだ樹は切り倒すのもまた違います。
今年採取した樹皮全部。
例年の半分以下でしょうか。在庫と合わせながら白樺細工に利用していきたいと思います。
樹皮採取記事
2010年6月20日
2011年6月18日と20日
森へ入る装備
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by yamazou13
| 2013-07-13 12:12
| 白樺について