2012年 06月 21日
作り続けて何十年の先生にお会いしました |

樹皮採取から一晩経っていよいよフィンランドの樹皮を使っての白樺細工ワークショップ。
写真はもう何十年も白樺細工を作り続けている今日のMartti Rajala先生です。ちょっぴり寡黙な先生。色々な作品も持ってこられていました。
ワークショップの始まる前に作品を見てしまった皆さん、財布の紐が先に緩んでいた様な。笑
全体的に厚みの有る樹皮で作られていてしっかりした作りの籠。村では手に入りにくいヌメ革等を使った持ち手や鞄の留める部分等素敵だったな。
昨日帯状に切り出した樹皮を使ってそれぞれ籠を制作。シンプルな基本の籠ではなく、先生が持って来ていた作品の中から気にいった形をそれぞれ作ることになりました。
連れ合い、ちょっと忘れ物を取りに行って戻って来たらすっかり作業が遅れたらしく、何が何だか判らないまま、参加者の方に教わり途中で頭から煙が出そうになっていたみたい。笑
指が大きいのに細い樹皮で編んでいたので余計に。途中で何度も別の形にしてしまおうと思っていたのにちょっと「見栄はっちゃった」とか。
私は小さい携帯入れ位のものを1個編んで。油鞣しをしないで編むなら私の技量ではやはり樹皮を剥いだ当日までかなと改めて実感したところです。
私が選んだ樹皮は厚みが薄く編みやすい樹皮ではありましたが、それでも油で鞣したものより編むのに力が必要でした。
先生は最初から油鞣し無しで編み、仕上がった籠を1年に1度油で拭くんですって。私なんて編んだら編みっぱなしなのに。汗
予想通り白熱の制作は時間オーバで完成まで辿り着いた人は少なかったかもしれませんが自分で採取し、自分で作ると言う作業は充実していたのではないかと思います。
このホームステイの試みは凄くいいな〜と思いながら1日が終わりました。
Kippisさん楽しい体験を有り難う御座いました。
Kippisさんのサイトでは今次の蚤の市をめぐるステイを募集中ですよ。
わが家は今回白樺細工はもちろん楽しみにしていましたが、なかなかツアーの観光ではいけ無いフィンランドを体験できるのではないかとホームステイに参加しました。
レストラン等無い村で、3食フィンランド人ホストファミリーの料理を食べて毎日サウナへ入る生活は本当に楽しかった。(サウナは村でも毎日入っているけれど)
蚤の市でたとえお目当てのものが見つからなくとも凄い充実した滞在が出来ると思います。毎回のステイへ参加する人が多くなってぜひ来年もまた白樺のワークショップ付きステイが実現して欲しいなと切に願っています。
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by yamazou13
| 2012-06-21 23:44
| 白樺細工
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