2018年 01月 09日
村の白樺ある風景 |

早いもので村でのんびりできるのも今日が最後。
ロシアの休日は本日まで。
明日からは通常業務が始まる関係で連れ合いがのんびりできる今日のうちに村を歩いて1周してきました。
連れ合いの住んでいるアパートはどちらかというとこの辺りと反対の地域。
そのため私が遊びに来てもなかなかこちらの方には歩いてくることがなかったので随分と久しぶり。
以前住んでいたあたりは新建材を使った家が増え、やはり帰任してから年数が経ったのだなと感じましたが、今日歩いた道は私が駐在に帯同した当時の木造住宅が補修や再塗装をしながら残っている地域。
そんな道沿いの家には白樺の庭木が似合います。
細い枝をたっぷり垂れさせた白樺と夕日。
こちらの家も古典的建て方。
青と緑の壁に水色に白の雨戸、そこに白く塗装した木枠の窓がはまっています。
初めて村に来た時はロシアのことを全く興味なく来ていたため、農村ロシアの建築の色合いに「なぜこんなに派手なのか?」と思ったはずが…帰るころには冬にはこれぐらい明るくないとねとすっかり慣れてしまいました。
東京に住んでいる私からすれば半年以上冬といっていい時期がある村。
夏時間冬時間があったころ、冬時間になるころには既に冬で夜の方がかなり長く、夏時間になるころはまだ雪深く暗いため室内はパステルカラーの壁に塗ったりしてより明るく感じるようにしています。
それが外壁にも。
確かに気温がかなり低くなれば晴れもあるけれど、曇天が続くとこういうはっきりした色合いの家の窓からオレンジ色の光が見えるとホッとします。
8年というのはそんな風にごく普通に感じることができるようになる時間だったのかと今更ながらに思います。
そんな華やかな色の家の前には村らしくカラマツと白樺が並んで。
こちらのお宅は新緑の時期がまた美しい家でもあります。
こちらのお宅も水色に白枠の窓や雨戸、窓飾りの白い彫刻がとても鮮やかで雪景色に生えていました。
6、7日のクリスマスイブとクリスマスはパウダースノーが終日降りしきる曇天でしたが、今日は昼ぐらいから晴れ間も覗き始め散歩している間どんどん沈んでいく太陽が美しい冬の1日でした。
明日最後の散歩の後荷造りをしていよいよ長い冬休みも終わり。
3週間ってあっという間だった。
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by yamazou13
| 2018-01-09 18:54
| その他ちょっとしたこと
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