2014年 12月 20日
長針用指貫試作3 |
試作を進めている長針用指貫、3個目の赤が仕上りました。
一指貫ごとに少しずつ形を変え使ってみてはまた改良しているもの。
やはり最初のものより3個目の今回の物の方が使用しやすくなりました。
一番下の穴があきそうな白樺細工の指輪は短針用試作品。弱すぎて非実用的ながら装着感が良いので使っている図。
1個目は何も芯を入れず、掌側に当たる白樺樹皮1枚と布1枚の厚みのみ。
そのため針の頭の感触が掌へ伝わって来て、長くさしているとちょっと疲れやすかった。
2個目は指にはめる部分と掌に当てる部分の境目の太さが太すぎて装着感が今一つでした。
今回はこぎん刺しの布の下に芯材として白樺樹皮を挟み、掌側に当たる白樺樹皮と2重とした事で格段に刺していく事が楽に。
指にはめる部分との境目も改善が進んだのですが、あともう少し改善したいと思っているところ。
それでもこれはかなり使用感良くなり気にいっています。
しかし連合い手真っ赤。常に暑い男と言う事でしょうか。自分で装着した手を撮るのが上手くいかず出演して頂きました。
模様(花こ3目空き)
糸 DOR TAK No.509 2本取り
布 ロシア製綿
指に合わせて結び直せる様紐は少し長めに。
丁度緑と白の紐にしたので刺繍の赤と合わせてクリスマスカラーとなって丁度季節にぴったりでした。
紐は縫い込んであるので抜ける事は無いはず。
思わず刺繍柄を変えて幾つも作りたくなってしまいます。
長針用ばかり増えるのもなんなので、今は短針用指貫も試作中。こちらの図案を考えるのもまた楽しみです。
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by yamazou13
| 2014-12-20 19:27
| こぎん刺し/菱刺し