2013年 04月 23日
針山用脚付き籠完成 |
針山用脚付き籠を制作しました。
横から見たところです。
浅い籠なので脚を構成する帯状樹皮を通したらやけに角だけがっしりしていました。
こちらの籠の樹皮は芸術家さんがゴミ箱へ入れていたもの。
ゴミ箱といっても、不要の白樺樹皮をサウナで使う為に入れておく箱なので、汚れているわけではありません。
時々私がゴミ箱をあさるんです。
芸術家さんが絵のキャンバスとして使う時は丁度良い厚みに剥いだ後のものがあるし、白樺細工を作る時は私と違って比較的大きな物しか作らない事も有り、節等の関係で他の部分は綺麗な状態でも、大きく使えない場合はアトリエのゴミ箱へ入るわけです。
逆に私は小物も比較的多いので、そういう芸術家さんが白樺細工に使用する=状態の良い美しい樹皮が多い事も有りせっせと使えそうな部分だけ頂いては小物を作っています。
今回の樹皮も美しい黄色。
節をよけて切ったら丁度小物を作るのにぴったりな寸法でした。
こちらは上から見たところ。
でもこれでは良く寸法がわかりませんね。
何か視覚的に良い対象物は無いかと鞄を探したら、丁度芸術家さん宅へ持って言っていた薬の瓶がぴったり。
風邪薬30錠入りの容器がぴったりおさまります。
針山の方の図案をお決め頂いたらこぎん刺しの方を進めていきたいと思います。
by yamazou13
| 2013-04-23 19:15
| 籠