2012年 09月 01日
型作り |
昨日は終日型作り。
今度はあまり得意でない一枚皮を組み合わせて作るキャニスターの練習を兼ねて、自宅使いの白樺細工を制作するので。
今までも何回か作っているのだけれど、今回は芸術家さんの白樺細工における先生でもあったお父様が残された型の中から一番定番の物でいくつか作ってみる事にしています。
これで作り方を体が覚えたら自分で継手のデザインをした物を作ってみたなとも。
帯状樹皮を編んでいくものと違い、型を作ってしまえば作業は凄く簡単なのだけれど、一枚の白樺樹皮をある程度の厚みをもって組み合わせていくのに力がいる事も有ったり、穴の中に継手の反対側を入れていくのが粗相の多い私には苦手な作業だったり。
そしてなにより、内側に芯を入れておいて、樹皮を安定させかつ欲しい形に延ばしぴったりさせる作業がなかなか体で覚えられず。どうしても隙間が開いてしまいます。
これでは強度が出ないし、何より蜂蜜等を保存してももれなかったという昔の物の再現はとても無理。
いつかそういう物を入れても大丈夫な物を作れる様になりたいと思っています。
まずは塩や砂糖が溢れない物を作らないとね。
by yamazou13
| 2012-09-01 13:34
| 白樺細工