2011年 11月 10日
雪の上にパラパラと |
村は冬から真冬(日中も含め終日氷点下になる時期)に移り変わりつつ有ります。数日気温が高く+になっていたら一度雪が溶けました。
それでも、今日また終日雪が降ってしかも昼間も氷点下8度と+からだんだん離れつつ有ります。
作業を終えて買える道すがら、あるお宅の白樺を眺めるのが好きです。村に生えている白樺は、綺麗な樹形でしだれ柳の様に枝がしだれるものと、ほとんどしだれないで枝振りも縦に細長い印象を受けるものとあります。
こちらのお宅のものは柔らかい弧を描いてしだれているタイプ。樹形も美しくしみじみと良い樹だなと思います。
丁度この白樺の有るお宅の敷地前の道になったとたん、雪の上にパラパラと何やら落ちていました。
最初は赤松の皮が脱皮したもの?と思いましたが其れにしてはものすごく小さい。屈んで良く見たら、たまたま手に取ったものが小さい虫のように見えて「え?虫??」と思ったもののさすがに氷点下にこれだけの虫が雪の上へ散らばるはずは無いですよね。苦笑
更に良く見たら種でした。こちらは固まって落ちたもの。楓等と同じ様に種子の周りに羽となる部分が付いていて、上手く風に乗ればひらひら遠くへ飛ぶのでしょうね。
種の方が先に目に入ったので。キョロキョロと何から落ちたか探したんです。そして白樺とわかったのですが、こんな風に今正に風が吹いたら種が散りそうなものが鈴なりでした。
うーん、ちょっと時期的に遅い様にも思うけれど。
去年まで全然気付かず生活していました。だから白樺の種子を見たのは今年が初めて。明日も散っていたら家に持ち帰って春に庭へ蒔いてみようかしら。
by yamazou13
| 2011-11-10 18:55
| 白樺について