2011年 09月 17日
陽射し |
村は集中煖房がつきました。これから来年の5、6月までずっと24時間煖房がついた状態になる長い長い季節の始まりです。
日本人の間隔ではすっかり初冬の村ですが、村のロシア人にとっては雪も積もっていないし(まだ積もるほどは降っていません)秋です。
秋になり、夏は私が作業しているスペースには届かない陽射しが入り込んで手元を照らしてくれます。ほんの短い間だけですが、明るい室内で作業をする事が出来ます。
写真は帯状樹皮が何種類か写っていますが、これは作品展用に先行して切り出してあるから。注文品はこういうわけにはいきません。
それぞれのご希望サイズに合う様におおよその見当をつけて都度切り出して行きます。
また来週も天気が良ければこうやって明るい室内で作業が出来るので、天気予報とにらめっこです。
こちらは我が家の向のお宅の樹ですが、右端が白樺、左日本はナナカマド。どちらも今が紅葉の見頃。
人の住んでいない森ではそろそろ白樺の紅葉は終りに近づき、真っ赤に色づく広葉樹が数種類紅葉を終え、唐松が紅葉すると冬の始まりです。
村の周辺は今紅葉の見頃で黄金色に輝く森の中に深緑と赤が点在しています。短い秋が過ぎようとしている一瞬の美しい風景です。
by yamazou13
| 2011-09-17 17:11
| その他ちょっとしたこと