2010年 05月 26日
地味な作業日でした |
今日は午前中こんな感じの部品をちまちま〜っと製作。
乾かしてから接着するタイプの接着剤を乾かしている間に別の作業をするものの、そちらもまた負けず劣らず地味な作業でした。
白樺細工と言っても籠もあれば一枚ないしは複数枚の樹皮に継手を作って継ぐタイプ等色々な作業が有るわけですが、中でも今日のこれはかなり地味(笑)
欲しい幅の帯状樹皮をカット(今回は5㎜)→厚みを調整→接着する部分は更に厚みを削り→接着剤を塗って乾かし→接着成形
をひたすら必要数量+予備繰り返すわけです。
写真をどう頑張っても華やかに写せない困った作業です。
こちらは上の作業と同時進行でやっていた別に使いたいもの。
これ又地味〜に接着剤を塗って、乾かし面積が広いので麺棒で上からごろごろ圧着する作業をしているところです。
麺棒年季が入っていますね。
芸術家さんの油絵のキャンバスは白樺の樹皮、これをボードに貼付ける時に使用している物なのでものすごい枚数ごろごろと転がし続けた結果、削れています(汗)
でもこうやって身近にある道具で作業を進めていくのはロシアの作家さんには多いようです。わざわざ揃えなくてもいいのでワインボトルでも良いんですよ。
気軽ですね。
そしてこれもまた合間に同時進行で進めていた作業。
帯状樹皮ですが、普段作っている作品からするとかなりの大きさです。
幅30㎜、長さは2mを越えます。
これは自宅用洗濯籠というか脱衣籠?になる予定。
籠を2重に編もうとするとこれ位の長さが必要になって来ます。
さすがに2mを超える長さの帯状樹皮は基本的にはとれません(白樺を切り倒して採取する場合は可能でしょうが)。せいぜい1mちょっと。
だから今回は3本繋ぎ合わせています。
30㎝×40〜50㎝×高さは編めるだけというつもりで作っていますが、さて何時この作品用帯状樹皮が完成するでしょうか?
今日出来上がったのはまだ7本。これ最低32本必要です。それも籠部分だけで。蓋もつける予定なので…果てしなく地味な作業が続きそうに感じてしまいます(苦笑)
さんざん引っ張りましたが、一番上の写真は手つき籠の持ち手がつく部品です。
一応部品の方は出来上がったので、明日からは持ち手用の樹皮木取りや製作に入りつつ、もう一つのorder品を薦めていく予定です。
by yamazou13
| 2010-05-26 21:20
| 手つき籠