2017年 09月 12日
地道に増える小さな籠と刺激を受けた籠 |
週末に古い差し歯が取れてしまったうえにロシアの芸術家さんから依頼がありその買い物へあっちにこっちに。
全て用事が済んだのが夕方になり、昨日は疲れ切って作業せずに寝堕ちてしまう。
今日は取り戻しました。
1段目が終わり、2段目に入りました。
やはりたった1mmの違いですが編む時は差をはっきりと感じます。
明日は午前中通院があるものの、午後は予定ないのでまた籠を編み進めていきます。
週末連れ合いから芸術家さんの依頼が転送されてきたのだけれど、その時長い休暇(私が滞在中会うことできず、9月2日に村へ戻った)中現地で手に入る材料で編んだという籠の写真が送られてきました。
どんなものでもとりあえず編んでみようとする貪欲さ、見習わねば。
芸術家さんはここ数年すっかりアブハジアという地域にはまってしまっているようで、アパートを借りて長期滞在をするのが恒例に。
海で孫を遊ばせる間、浜辺でそこらにあったというユーカリの樹皮で籠を編んだのだとか。
近くにいた観光客や地元の人に請われ、プチワークショップを開くことになったその成果がこちら。
まずは鍋敷き。
少し硬そうな素材ですが、ちゃんと編めるんですね〜。
こちらは深い籠。
村では山食型のパンを入れることが多いパン籠の形です。
力のある芸術家さんをしてこの隙間ということはあまり薄くしなやかな樹皮ではなさそうなんて思いながら眺めています。
次に機会があったら是非とも触ってみたい。
私はといえばまず新しい素材松の根をもう少し自由に扱えるように挑戦しなければ、と刺激を受けたのでした。
by yamazou13
| 2017-09-12 16:47
| 白樺細工