2017年 07月 19日
作品展用 茶杓袋完成 |
茶杓袋3枚目が終わり。
並べてみました。
表布は全て中国手織りの木綿を使用し、内布はロシア製綿に菱刺しを刺したものを使用しています。
左2本の茶杓は木綿を買ったお店で取り扱っていたものをサイズを変えて作っていただいたもの。
予想よりずっと早く仕上がっていて助かりました。
今日は最後の1枚を菱刺しし、仕立てました。
表布の縞に使われている色から1色とって。
写真ではわからないですが、緑色。
よく使う緑より明るいのにやはり夕方写すと…ほとんど黒に写ってしまいますね。
この模様も裏側まで美しい。
表布もかなり濃い紺色にしろや緑、赤の縞が入っているのですが…ほとんど色味がわからなく写ってしまいました。
茶杓を入れたところ。
同じ型で製作しているのですが、表布の硬さの違いか仕上がり寸法が少し変わりました。
この辺りは作り慣れないと使用する布との兼ね合いが掴みにくいのだと実感。
実物を見ると縞の中の緑と内側の菱刺し部分の緑がよく似た色で馴染んでいます。
この写真で少し緑色がわかるかな?
あまり使うことのない緑だったけれど、この布と合わせるとしっくりきていい布を手に入れました。
模様(地刺し)《参考図書「改定新版菱刺しの技法」八田愛子・ 鈴木 尭子著 美術出版社》
糸 DOR TAK No.567 2本取り
内布 ロシア製白生地 薄手細目
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by yamazou13
| 2017-07-19 19:09
| こぎん刺し/菱刺し