2015年 03月 28日
自宅使い 資料バインダー製作中 |
ご依頼品の制作管理の為に1個すでに手帳を作ってあるのですが、2種類に分けたいと思っていて、やっともう1個を作りました。
前回は片面一枚皮で作りましたが、今回は面表紙から裏表紙まで全て編み込みで。
前回と使用している金具が違うためちょっと失敗気味。
もっと厚い編み込みにした場合でないと今回使用した金具は長すぎると判明したのは良かったけれど、替えが無いので一先ず樹皮をバインダー金具の上から編込む事で押さえています。
こちらは織り目が付きにくいのでまだしっかり閉まりません。
資料を入れ替えたりしていて思いましたが、やはり裏表紙は1枚ものの樹皮で作った方が安定するかもと今頃思う。
次回作る時は裏表紙は一枚ものにするか、芯となるものを編込もうと思います。
留め紐を制作する予定です。
こちらの手帳では針山等で使用した図案、糸番号や本数、生地等を記載して管理しています。
時系列に追加。
白樺樹皮に穴を開ける事はあまり無いのですが、バインダー金具を取り付けるための金具より少し小さい穴を開けてから取り付けます。
この穴の位置も少しずれちゃったのが悔やまれる。
背表紙側は上から樹皮を編込んでこの金具は見えなくなりつつ万が一金具が取れても落ちない様にします。
バインダー金具を取り付けた後縁を編み表側を仕上げていきます。
今回このバインダー金具を取り付けるための金具が長いものを使用したら、かなり厚みの出る編み地と言えどやはり金具に対しては薄かったようでぶかぶか。
次回から短い物で充分と判ったので記録。
横長手帳サイズのバインダーを作りたいと思っているので、その時はもう少ししっかり印をつけてずれない様にしてから進めないとね。
日本で金具を調達しなければ。
by yamazou13
| 2015-03-28 15:40
| 白樺細工