2014年 07月 30日
自宅使い針山試作 |
昨日針山用こぎん刺し候補として掲載した刺繍の中で御依頼主様が選ばなかった物から作りたかった針山を試作。
自宅使いで針山用こぎん刺しを刺す為の針だけを集めたかったんです。
裁縫道具入れに入っている籠入り針山は2種類。
それぞれが少し太い待針と細い待針専用になっています。
さらに前面布のこぎん刺しを施した針山は布物を仕立てる時の縫い針専用。
自宅ではイーラーショシュというこぎん刺しの様に太い針を使う刺繍も刺しているので、売れ残り針山の中で自分が好きな配色の物でかつ粗目の麻布を使った物は太い針専用に。
昨日までこの針山用こぎん刺しを刺す針もその太い針用の針山に混ざって刺していました。
楕円の針山のため、この短い針が作業中針山の方を見ずに刺したりすると斜めに刺さって埋もれそうだったので、深さの無い針山を作ろう作ろうと思っていたんです。
そんなわけで第1弾として試作。
いつもは厚紙の底板を布で包んだ物を取り付けますが、今回は白樺で簡単に編んだこういったものを底板代わりに。
一応2重(場所によっては3重)となっているのでこれで針の突抜も心配無し。
側面から見るとこんな感じ。
もう少し細い樹皮で編むか、取り付け方法は要検討。
別の方法でつけてみたい想像図は頭に有るのでそちらも近々試してみる予定。
そんなに色々針の種類があるわけではないけれど、用途別に針山を分けるとやっぱり違いますね。
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見本品が御座いますので、ぜひお店でご覧になってお気に召して頂けましたらご予約頂けると嬉しいです。
by yamazou13
| 2014-07-30 09:00
| 白樺細工