2012年 08月 22日
縁近くでの帯状樹皮継ぎ足しについて |
縁近くの継ぎ足しのご質問も有りましたので、その部分も載せておきます。決まり事が有る訳ではないので、ワークショップ等で習われた方法でも良いですし、色々試してみて頂ければと思っています。
こちら、縁側から2本目の差し込めるところへ帯状樹皮を差し込んでいます、この後もう1本下の差し込める場所まで引いて差し込みます。
今度は反対側の樹皮端を縁へ向って編込み、外側へ続けていきます。外側は差し込める3本目のところまで最初の帯状樹皮が来ている状態。
しっかり編み目の詰まっている籠の場合、この継ぎ足しでよほど激しく籠をきしませない限り抜ける事は少ないとおもいます。
今日作業していた樹皮は1㎜以下の薄い樹皮ですが、しっかり重ね合わさって編んでいくとしっかりとした、でもしなやかな籠が仕上がります。
色々な位置で継ぎ足しをしてみて、ご自身が納得いく部分で継ぎ足せるよう練習してみて下さいね。
by yamazou13
| 2012-08-22 09:00
| 白樺細工