2012年 05月 14日
補強用の布等布仕事を進めました |
今日はひたすら針仕事と言う訳でもありませんが、八割りぐらいは布を使った作業でした。
帯状樹皮に麻布を貼って補強をしたり、持ち手の芯となる縄とそれを包む麻の筒を縫ったり。
持ち手は試作品では平らな帯状樹皮を編んだだけの物でしたが、実際に使うと本体から編み出す関係で寸法がやや広く、肩にかけて使用するには使いにくい為、芯を帯状樹皮だけから変更し、丸みを持たせる持ち手とする事に変更しました。
丸みを帯びるとかなり持ちやすくなるかと思います。
こちらは持ち手の始まる部分を補強する為の帯状樹皮と麻布。どうしても可動する場所のため、白樺樹皮だけではやはり少し弱いので麻布を使っています。
↑の補強済み帯状樹皮を写真の様に挟み込み編込む事で樹皮自体も2重で補強になる上に麻布が間に入る事で更なる補強になるということを狙っています。
補強は終った本体へ、持ち手の芯材を仮止めしてみました。この芯の周りに白樺樹皮を編込んで行く形となります。
by yamazou13
| 2012-05-14 17:59
| 手つき籠