2010年 12月 20日
一番最初に編んだ籠のこと |
この籠、一番最初に編んだ物です。いやはや本当にひどいもの(笑)なにせ間違っていますから。
縁を編んでいてだんだんある1辺に向って低くなっています。今にして思うとどうやったらこんな器用な仕上が出来るのか?と逆に思う位です。
まだ内側も表側が出て来る様に編む編み方を教えてもらう前、そして縁も一番簡単な山形の仕上の物。これは私が少しでも白樺細工に興味を持って通う様にと、芸術家さんが会社の芸術家部屋へ私が初めて行った日に作らせてくれた物です。
とても懐かしい事の様に感じますが、ほんの3年前の事。あっという間にもう3年も立ってしまったという事ですね。
今でもたまにこの籠をしげしげと眺める事が有ります。編み目も粗く、なにせ間違っている籠。それでもこの籠今でも間違ったまま現役で我が家の塗り薬入れとして活躍中です。
記念にね。直す気はありません間違え。
でもね、この間違ってもなんとか縁が出来上がるという体験から実は今回新作として発表した干支のうさぎやハリネズミが出来上がって来たのです。間違ってみるものです。フフフ
とはいえご注文品で間違いは許されない事ですのでそこはしっかりと確認しながら進めていきますのでご安心下さい。
土日で白樺細工の作業はしていないのでちょっとした事を書いてみました。
by yamazou13
| 2010-12-20 01:39
| その他ちょっとしたこと