2010年 04月 26日
籠を編み始める初期の作業です。 |
今日は非常にわかりやすい白樺の樹皮を帯状に切り分ける作業をしたので、ご紹介します。
写真の樹皮、厚み2㎜です。色が2色に分かれていますね。
この左側黄色い色の方が白樺細工の場合表皮というか1番皮という感じの美しく、強度も一番強い部分になります。今のところorder頂いている籠はすべてこの1番皮を使った物です。
それに対して右側の白い皮の方は2番皮3番皮になっていく部分。今回はこの厚みを3〜4回剥いて帯状樹皮を仕上げていきました。3剥き位までのものは全て使うことが出来ます。但し、厚みが薄かったり表面の美しさが今ひとつだったりするので選びながら使うことになります。
私が作っている針山や自分が使う籠などはこの2番皮3番皮の部分が多くなります。
2㎜から結構取れますね。もちろん白樺樹皮にも個体差があります。もっと厚い樹皮もあれば薄くてほとんど剥く事が出来ない物まで様々。大きさに合わせて厚みを調整しています。
ちなみにこれは手付き籠の脚部分を形作るために切り出した樹皮です。
by yamazou13
| 2010-04-26 20:05
| 白樺について